はじめの会社を辞めて、日本に帰ってきた時の子どもたちは、小学校5年生と2年生でした。
私も40才くらいで、若かった?なぁ・・・ (じゅうぶんおばさんだけど)
もちろん持ち家に帰ってきたので、周りは以前と同じ人達で、再びこの場所での人間関係が動き出しました。
やはり家を買うことをを勧めてくれた友人の言うとおり、懐かしい人々と再び出会えたことは大な安心でした。
みんなは、まさか会社を辞めて帰ってきたとは思っていなかったようですが。
本当に引越しが多く、その度に新しい人間関係を築いていくのは、ものすごいパワーがいるのです。
ほとほと疲れていたのでこりゃいいわと思ったのですが、子どもが幼稚園、小学校低学年の頃の母親たちのお付き合いはとても濃厚で、私が入り込む隙間のないような強い絆が出来上がっていました。
いろいろ我が家の状況を説明するのも面倒だし、結局、親しくならない道を選んでしまいました。
一人っ子で、母とも淡白な付き合いの私は、誰にも話すこともなく全部自分の中に溜め込んでいきました。
子どもたちには心配させないよう、いつも平静を装っていました。
もっと、あの頃の子どもたちをギュ~としてやりたかった。
もっと色々なところに連れて行ってあげたかった。
もう精一杯で、遊びにも旅行にもほとんど連れて行ってあげることがありませんでした。
そのうち親と出かけない年頃になっていました。
今日の夕ご飯は長男と2人です。
夫は家で夕飯を食べると、どうしても晩酌をしてしまうので、外食です。

鰆のカレー焼き、ミネストローネ、もやしとみぶ菜と豚肉の炒め物です。
ご飯は写ってませんが、今日も雑穀米です。